2020年6月17日水曜日

米澤先生のチェンマイレポート

『野菜屋さん』

タイの野菜は日本の野菜に比べて、1/3 以下の値段です。
野菜好きな者には天国みたいな場所です。

そのタイの野菜も場所により値段が違う。
デパートやスーパーはやや高い。
中流階級以上の人が車で買いにくる場所です。
これに比べて市場はかなり安い。
スーパーでは4本30B のキウリが、市場では4本10B になる。
愛すべきチェンマイ市民の多くは、自然と市場に向かう。
けれでもあちこち探すと、もっと安い店があった。
道端の露店商だ。
1日中商いはやらず、朝だけ開く。
キウリは6本10B くらい。
ビニール袋に詰め込んで測り売りするので正確にはわからないが、キウリは6本10B くらいになる。
何度も買ううちにすっかり馴染みになったお店もある。






道路にビニールを広げ、野菜をばらまいて、さあ開店。
今日は生姜を買いに来た。







生姜を皿にのせ、秤にかける。






ウーン、いくらにしようかな。
おばさんの思案のしどころだ。
生姜をもうひとかたまり入れて、
「20B !」
いいでしょう。
買います。市場の生姜の2倍の量がある。

ウーン、いくらにしようかな。
おばさんの思案のしどころだ。
生姜をもうひとかたまり入れて、
「20B !」
いいでしょう。
買います。市場の生姜の2倍の量がある。

以前同じ朝市のほかの露店で買ったら、叱られた。
大きな声でタイ語で叱られたので、意味は分からなかったが、だいたいの主旨は理解できたと思う。

「私がこんなに安くして売ってあげてるのに、それが分からないの! ほかの店で買うなんて。何考えてるの。うちはどこよりも安いのよ!! 分かった?」

たぶんこんなことを言っていたと思う。
おばさんは本気で怒っていたようだ。
私は深く反省して、以後おばさん以外の店では買わないことにした。

ありがとう、野菜おばさん。








感謝の気持ちをこめて謝った。






0 件のコメント:

コメントを投稿