2020年11月16日月曜日

チェンマイで英語を学ぶ written by 米澤

『授業その日その日』

今日は不定詞の名詞的用法を勉強しました。

1つの英文に動詞が2つある時は、必ず動詞の前にto を入れます。

to+動詞V 

この形を不定詞と言います。
次の文を見てください。

「私はタイ料理を食べるのが好きです。」

これを英語にしてみます。

I like eat Thai food .

1つの文にlikeと eat と動詞が2つあります。
さて、どこにto を入れたらいいでしょう? 

生徒さんたちが考えている。

生徒A : 
eat の前です。
I like to eat Thai food .

これでいいですか?と聞くと、
一同うなずく。

では、『私は英語を勉強するのが好きです』はどういいますか? 

しばらく首をひねっていたが、やがて話し出す。

生徒B :
I like to study English.

OK です。

生徒C: 
先生、like to 以外にどんな言い方がありますか?

いい質問です。
like to 以外に

begin to~ / start to ~
( ~し始める)
try to ~(~しようとする)
want to ~( ~したいと思う) 

こういう動詞がよく使われます。
では自分でこういう動詞を使って、5行英文を作ってみてください。

生徒さんが一斉にノートにむかう。
書いたそれぞれ生徒の英文を暗記させて、いろいろな疑問詞を使って質問してみる。

質問が終わったころを見はからって、最後にボードに書く。
これはどういう意味でしょうか?

Study to be quiet.

生徒D: 
静かに学びなさい。

近い! 
当たらずとも遠からずの意味ですが、正しいとは言えません。

生徒A: 
静かになるために勉強しなさい。

惜しい! 
間違いではありませんが、まだ意味がスッキリしません。 
今日勉強した不定詞の名詞的用法です。

生徒B : 
静かになることを学びなさい。

正解です。
これはイギリス人の書いた有名な本『釣魚大全』の一節です。
この本は釣り人のバイブルと言われている本です。

その意味は: 
釣りに行っても魚が釣れる日もあれば、全然釣れない日もある。
それでも懲りずに釣り人はまた釣りに出かける。
なぜか?
釣りを通して、心が静かになることを学んでいるからだ。
という意味だそうです。
私の好きな言葉です。

生徒さんたちがこの文をノートに筆写する音があちこちで聞こえた。






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