2021年2月27日土曜日

その日の授業 副詞2

授業その日その日

副詞 (2)

前回勉強したことを復習します。

(1)動詞にかかるM (副詞)は文末にくる。
(2) V にかかるM が2語以上ある時は文末に
文  +  時/場所以外  + 場所  +  時
の語順で並ぶ

今日はさらに一歩進めます。

go, come などの動詞をまとめて「往来発着動詞」と呼ぶことにしましょう。
go, come 以外にも
start, arrive, get to, leave などの語が往来発着動詞です。

これらの往来発着動詞は、動詞にかかるM の語順が変わります。

I  go to  church   with my family 
s v     m ❨場所)       m (時/場所以外)

every Sunday. 
m (時)

「行く」というと、どこに行くか気になります。
そこで「行く」という動詞の次に場所を示す語がきます。
これが往来発着動詞にかかるM (修飾語)の特徴です。

では例文を解いてみましょう。

例文
私は来年母とタイに行きます。

それぞれで自分で解いてみましょう。





できましたか?

B さん、発表してください。

生徒B :
はい、分かりました。

(ア)
私は/来年/母と/タイに/行きます。
(イ)
私は  行きます  タイに  母と  来年
(ウ)
I go to Thai with my mother next year. 

よくできました。
が1点、残念なミスかあります。
分かりますか?

生徒A:
タイではないですか?
Thai ではなく、Thailandですか。

はい!
よく気づきました。
タイの国名はThai ではなく、Thailandです。

それでは今日勉強した文法を使って、身近な言葉で3行英文を作ってください。





2021年2月25日木曜日

その日の授業 副詞1

授業その日その日

副詞  (1)

動詞を修飾する語M を副詞といいます。

He studies English hard.
s         v            x         副詞(m)

副詞は必ずSVXの文が終わった後に、つまり文末に書きます。
1語で動詞を修飾する時、その1語を副詞といいます。

2語以上で動詞を修飾する時、その語のグループを副詞句といいます。
ここでは1語も2語以上もまとめて、副詞=「動詞にかかるM 」ということにします。

動詞にかかるM が2個以上ある時、一定の順番があります。

つまり、
S+V+X +M  (時/場所以外 )+ M (場所) +   M (時)

の語順になります。
He studies English       hard
s        v             x        時/場所以外M
 in the library  after school. 
      場所 M                時M

では、次の日本語の文を並び替えて英文にしてください。

彼女は

「彼女は昨日公園で私とテニスをした。」

Aさん、できましたか?
できたら、発表してください。

生徒A:
はい、できました。
まずこれまで習った英作文の作法に従って解いてみます。

(ア)ネで切ります。

彼女はネ/昨日ネ/私とネ/公園でネ/テニスをネ/したネ/。

(イ)英語の語順にする

彼女は  した  テニスを  私と  
公園で  昨日

(ウ)英語に直します。

She plays tennis with me in the park yesterday.


よくできました。
完璧でした。
このような作業を頭の中でできるようになれぱ、ミスは最小限に防げますね。

では、このやり方で次の3問解を解いてみてください。

①私はその本を昨日図書館で読みました。

②ケンは放課後友達とサッカーをします。
(放課後 after school )

③父は日曜日は一日中テレビを見ます。
(1日中 all day )




できましたか?

ではB さん、発表してください。

生徒B :
(ア)私は/その/本を/昨日/
図書館で/読みました/。

(イ)私は /読みました  /その/本を/
図書館で/昨日/

(ウ)
I read the book in the library yesterday.

Ken played soccer with his friends  after school .

My father watches television all day in Sunday. 

とてもよくできました。
ただし、「~日に」という時は
on ~を使います。
もう一度③の正しい文を言ってください。

生徒B :
My father watches television all day on Sunday.


はい、これで完成です。
では今日勉強した文法を使って、身近なことを英文で3行作ってみてください。



2021年2月22日月曜日

その日の授業

形容詞 (2)

形容詞の位置を練習しましたが、後半では形容詞をさらに広く使えるようにしたいと思います。

There is something in the book. 
(その本にはおもしろいものがある。)
この文にinteresting(おもしろい)を入れたいのですが、どこに入れたらいいですか?

生徒A:
somethingの前、ですか。

ふつうの場合は、形容詞は修飾する語の前に置きます。
けれどsomethingは例外です。
somethingの場合はすぐ後に置きます。
There is something interesting in the book. 

somethingのように形容詞が後にくる語は数が限られています。

something/anything, everything, nothing
someone/somebody, anyone/anybody, none/nobodyなどです。
要するにsome~, any~, every~, no~のついた語には形容詞は後にくる、と覚えて下さい。

では次の日本語を英文にしてください。
すべて動詞は there is ~を使って書いてください。

(1)あの子には優しいところがある。(優しい→kind )

(2)ビルには変なところがある。
(ビル→Bill,  変な→strange)

(3)君の話には一理ある。
(一理→ true)

少し難しい問題もありますが、自分の力で解いてみてください。



できましたか?

では発表してください。

生徒A:
(1)は
There is something kind in that child. 

生徒B :
(2)は
There is something strange in Bill. 

生徒A:
(3)はちょっと難しかったです。
There is someday true in his story.


正確です。
よく気づきました




これまで勉強してきた中学英文法を使って、このくらいの会話ができるようになります。
あきらめず、コツコツと頑張りましょう。

『継続は力なり』

これは語学の勉強には特に強調する必要があります。
では今日勉強した文法を使って、自分の身近なことを3行書いてみてください。


その日の授業

授業その日その日

形容詞  (1)

good(いい), pretty(かわいい), interesting(おもしろい), 
 quiet (静かな) , kind(親切な)など性質や状態を表す言葉を
→形容詞といいます。
日本語にすると、終わりに「~い/~な」がつくことが多いです。

形容詞には2つの使い方があります。
まず修飾する語の前にくる用法です。

This is a interesting book. 
(これはおもしろい本です。)

この英文には一箇所ミスがあります。分かりますか?
そうです。
interestingは母音で始まっているので、a→anになります。

①This is an interesting book.
これが正解です。

形容詞は修飾する語の前に置く。
その時、注意するのはa/an を落とさないということです。

形容詞にはもう一つの用法があります。
修飾する語がなく、形容詞1語で使う場合は、動詞の後に置きます。

②This book is interesting.
(この本はおもしろい。)

2つの例文を並べてみると、同じ内容を別のいい方で表現していることが分かります。

①This is an interesting book.
②This book is interesting.

もう1問試してみましょうか。

That is a tall girl. 
これを①, ②に習って書き換えて下さい。

できましたか?

生徒A: 
That girl is tall . 
(あの女の子は背が高い。)
         
正解です

では他の文でこの言い換えを練習してみましょう。

練習 上の①↔②に習って、次の英文を書き換えよ。
(1)(2)(3)


(1)This is a quiet hotel. 
     (これは静かなホテルです。)

(2)That driver is very careful.
     (あのドライバーはとても慎重です。)

(3)This question is easy.
   (この問題は簡単です。)





できましたか?

生徒B :
①は
This hotel is quiet .
②は
That is a careful driver .
③は
This is a easy question.
です。

よくできました。
か、③だけもう一度見直してください。
見落としはありませんか?

生徒B ∶
あッ, そうだ。
aがan に変わるのを忘れついました。
This is an easy question.


その通りです。
よく気づきました。
では今日勉強した文法を使って、自分の身近なことを英文で3行表現してください。

生徒A,B :
分かりました!