2020年11月21日土曜日

第三回 モンクトレールに挑戦 written by 米澤

TES イベント『第3回 モンクトレールに登る』

(1) 
前回モンクトレール登山の時、私は15分ほど寝坊してしまったので今回は早目に教室に到着した。
私が1番早いと思っていたらタク先生がやる気満々で、すでに教室に待機しているのには驚いた。
今日の登山コースと参加者を2人で確認しているうちに、1人また1人と集まり始め、少し遅れて到着したタイ人のトップさんたちを含めタイ人2人、中国人1人、日本人7人の国際色豊かなパーティになった。
ただ単に山登りするだけでなく、財団法人の活動として途中の山寺でゴミ拾いのボランティア活動をし、その認定証も授与するということも慣例となってきた。
教室前でまずは記念写真を撮る。



10人もの登山姿の集団が通り立っていると、目ざとい赤いソンテウバスがすぐに寄って来る。
すかさず全員乗り込む。










ふだんはソンテウに乗り込めば、あとは目をつぶっても目的地に到着するが、モンクトレールはそうはいかない。
一部の登山好きな外国人を除いて、地元の人の知らない場所に行くのである。
ソンテウの運転手ももちろん知らない。
そこでタイ人のトップさんに説明をお願いすることになる。
なんとか運転手が納得して発車したが、大丈夫かな?

10分ほどして、案の定曲がる道を間違えた。
タク先生を始めみんなで「ここではない」の大合唱の声に押され車はUターンして、さらに山道を登っていく。
終点で降ろされたが、見覚えのない場所だ。
3回目のタク先生でさえ、ここではないと言っている。
タイ人のトップさんがGPS で調べてみる。
やはりここだ、という。
迷路のような場所だ。
トップさんが指差すほうに向かって全員が歩き出す。




5分ほど歩いて、ようやくモンクトレール入口にたどり着く。
前回はコロナ禍で封鎖された入口をドキドキしながらかいくぐって入ったが、今回は正々堂々と登山できる。
緑の山道を1列縦隊で軽快に歩き出す。




続く

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