ネイティブと学べる大人のためのTES英会話クラス
会話だけではく、会話で必要な文法も学べます。
基礎を身につけたら、英語が早く伸びますよ!
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2022年12月25日日曜日
2022年12月23日金曜日
英会話大好き!ココの 「ちょっとチェンマイ英語留学に行ってきます」20
今日も疑問の続きで、「年齢や身長を聞く」と「様子、状態を聞く」を勉強した。
これくらい丁寧に疑問詞を勉強してみると、ほかの疑問詞に比べてhow で聞く場合がかなり多いことが分かった。
「何歳ですか。」
「身長はどのくらいありますか。」
「お元気ですか。」
など、日常生活でよく使いそうなフレーズがhow を使って表現されている。
改めてhow の大切さが分かってきた。
先生の感想:
そうなんです。
how の使う範囲はかなり広く、年齢や身長、相手の健康状態やその場所の様子などを聞く時にも使えます。
そればかりか、お寺の古さや山の高さもhow で聞きます。
守備範囲が広かったMLBのイチロー選手みたいに、howは広い範囲で大活躍します。
how を始め疑問詞の使い方が分かってきたら、会話は弾みますね。
ココの感想:
ずっと疑問詞を勉強してきたせいか、街を往く背の高い欧米人をみると、「How tall?」と聞きたくなるし、露店でタイラーメンをおいしそうにすすっていりお婆さんを見ると、「How old?」と聞いてみたくなる衝動を抑えるのに苦労している。(笑う)
それにしても、最近は朝晩寒くなった。
タイは南国とはいえ、12月になると朝晩の寒さに身が縮む。
寒いといっても17~20℃ぐらいなのだが、昼間が28~30℃ぐらいあって、夕方から一気に冷え込みのでよけい寒く感じる。
寒がりのタイ人は昼間からジャンパーや厚手のコートを羽織り、いつもはゆっくり、のんびり歩くのに、12月になると寒さに身を固くして足早に家路を急ぐ。
街の店先には早々とクリスマスの飾りつけが並び、店内にはクリスマスソングが絶え間なく流れる。
以前は空いた席の目立った近くのライブハウスも、最近は若いタイ人や欧米人で大にぎわいになっている。
年末のカウントダウンは、盛り上がりそうだな。
Before
After
2022年12月21日水曜日
英会話大好き!ココの 「ちょっとチェンマイ英語留学に行ってきます」(19)
今日は「ものを聞く」疑問詞what を勉強した。
しばらく休んでいたが、少しずつ 勘がもどってきている。
久しぶりの勉強のせいか、身も心もワクワクしている。
「これな~に?」
とか
「それは何?」
とものを指して聞く時にwhat を使うのは知っていた。
医者や教師など職業を聞く時も、whatを使うことは知っていた。
けれど
What are you ?
という言い方では、職業は聞けないと言われて、エッ?と思わずつぶやいてしまった。
What are you ?
と聞かれたら、外国人は何と答えるのだろう、と気になった。
そしたら先生は、私の疑問を察して
I am human . (私は人間です)
と答えるだろう、と笑いながら教えてくれた。
「じゃ、何て聞いたらいいんですか?」
と質問すると、待ってましたとばかり
What do you do?
(何の仕事をしているんですか)
と教えてくれた。
まだ初対面の人に職業を聞くチャンスはないけれど、試しに両方の聞き方で反応をみてみたいな、と思った。
先生の感想:
職業を聞く時の表現は、
What are you ?
ではダメと聞いて、ビックリしていましたね。
そうなんです。
これは中学の教科書にも載っている表現ですが、この文を聞かれて職業を答える人はいないと思います。
「あなたは何ものですか」などと聞くわけですから、かえって失礼ですよね。
やはり正しい表現で聞きましょう。
帰る時隣りの教室をのぞいてみたら、中国人の子供たちが覚えたての日本語を使って、自己紹介の練習をしていた。
一生懸命日本語で自己紹介する姿に、思わず感動して拍手してしまった。
ココの感想:
疑問詞は簡単そうに見えて、なかなか奥が深いなと思った。
これまで勉強した英語を使って会話ができるようになるといいな、と思いながら旧市街をぶらぶら歩いた。
旧市街を囲むお堀に沿って遊歩道が走り、車を気にすることなく安心して歩ける。
コンクリートの道には木々が寄り添い、美しい並木の緑が心を癒やしてくれる。
ふと目を上げると、ピンクの花があいさつをするかのように道に顔を出している。
朝に晩に寒さが増す中で、可憐に咲く花との出会いに心がなごんだ。
2022年11月21日月曜日
英会話大好き!ココの 「ちょっとチェンマイ英語留学に行ってきます」18
今日から授業は疑問詞の勉強に入った。
相手の話を聞いて、
「どこに行ったの? 」
「いつ行ったの? 」
「誰と行ったの?」
と話を引き出すことから会話が始まるので、疑問詞の使い方は会話にはとても必要だ、という説明を受けた。
なるほど、会話は疑問詞を投げかけることから始まるのか。
言われてみれば、日本語でもそうだね。
そこでまず最初に場所を聞く疑問詞where と、時を聞く疑問詞when の勉強をした。
これまで疑問文を作る練習をたくさんやってきたせいか、ほとんどの練習問題では正解で、先生にほめられた。
得意になっていると、先生から質問が出された。
「毎朝6時に起きます。」
この文の「6時」を聞く疑問文を作ってください。
カンタン、カンタンとばかり、私はすぐにwhen を使って英文を作った。
「残念です。時刻を聞く時はwhat time を使います。」
そう言えば、what time もあったね。
よし、これでwhen とwhat time の区別が分かったぞ。
先生の感想:
今日からしばらく疑問詞の勉強をします。
これまで練習を重ねてきた疑問文がしっかりと身についているので、ほとんどミスもなく全問解けました。
考えるより前に、スラスラと口から答が出ていました。
瞬発力がついてきたのが分かります。
英文法から英会話へ、というTES で進める勉強の成果が見えてきましたね。
ココの感想:
授業が終わって帰ろうとしていたら、先生からオデンパーティに誘われた。
オデンパーティ?
日本語を勉強している生徒さんたちが、これからオデンレストランに行くのだという。
みんなインターナショナルスクールに通っているので、英語はペラペラだし、日本語は2級レベルでだいたい日常会話は話せるというので、参加することにする。
学校から歩いて10分ぐらいのところに、オデンレストランがあった。
こじんまりした品のよさそうなお店だと思った。
案の定、中は10人座ればいっぱいという席数だったが、私はこういう小じんまりしたお店が好きだ。
マスターが調理するのを見てから食べると、おいしさが増すからだ。
次々と料理が出されてくるのと、今まで眠っていたお腹が目を覚まし、グーグー鳴り始めた。
隣の人に聞かれないかと、ヒヤヒヤした。
いよいよ最後にオデンが登場する。
思わず
「待ってました、オデーン!」
とかけ声をかけたくなるくらい、おいしそうなオデンがニコニコ顔で並んでいた。
みんな 黙々と箸を口に運んでいる。
本当においしい時は言葉が出ないものだ。
みんな気に入ったようだ。
たくさんおいしそうに食べたせいか、マネジャーさんが気をきかせてオデンを一皿サービスしてくれた。
ヤッター!
みんなでシェアして、すっかりお腹がいっぱいになった。
みんななに満足度を聞いたら、全員10点満点中8点以上だった。
マネジャーさんもそれを聞いて、大喜びしていた。
隣の人と趣味や日本のコミックの話をした。
日本に興味のある人たちとの会話はメッチャ楽しい。
私のつたない英語を辛抱強く聞いてくれて、チョー嬉しい。
自信がついたぞ。
英会話は怖くない!!
楽しいパーティに大満足だった。
2022年11月19日土曜日
日本語クラスの全員と留学生の特別参加で 『オデンパーティ』いざ出発
オデンレストランはTES から歩いて10分のところにある、こじんまりしたお店です。
まだ早いせいか、お客は私たちだけでした。
海藻がまず最初に出て来ました。
目の前でサバを焼いて、塩焼きが出来上がり。
このサバの塩焼きが出てから、生徒さんは食べるのに夢中になり、口数が少なくなりました。
最後にオデンです。
タイ人のシェフは、オデンを一皿サービスしてくれました。
こういうことがあるから、こじんまりしたレストランが好きなのです。
日本から来た留学生の方も、
「日本が好きな学生さんたちと英語で話せて、めっちゃ楽しかった」
と言っていました。
日頃鍛えた文法や英会話力が発揮できたようです。(笑)
みんな大満足でした。
10点満点で何点ぐらいか聞いたら、全員8点以上でした。
特にオーストラリア生まれのダニエルさんはその晩も、翌日も、またその翌日も、メールをくれて、
Thank you so much for the food, sensei. It was very delicious.
と大喜びしていました。
2022年11月17日木曜日
ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます。」17
今日はbe動詞を勉強した。
go, eat, talk などの一般動詞が「動作できる動詞」と言われるのに対し、be 動詞は pretty, tall, old など「動作できない状態の場合」に使われる、のだという。
ふーん、そうなの。
is, are, am が be 動詞と言われることは知っていたが、「動作できない状態」に使われる、なんて説明は初めてだった。
一般動詞はdo/doesで疑問文や否定文を作るが、be 動詞は is, are, am をそのまま使って疑問文、否定文を作る。
フム、フム。
「じゃ、like はどうなんですか。like(すきだ) は動作できないから、is なんかを使うのかな?」
と聞いたら、
「いいところに気がつきましたね。」
と、またほめられちゃった。
この先生、質問するとほめてくれるみたいだ。
「実はこの分類には例外があります。like, know, live が例外です。この3つ以外にもありますが、とりあえず3つを覚えてください。この3つは動作できないけれど、一般動詞の仲間で、do/doesを使います。」
なるほどね。
どの世界にも変わり者はいるんだ、と思った。
この説明を聞いて、like, know, love という動詞は例外的にdo/does を使う、ということが印象に残った。
先生の感想:
be 動詞の勉強でいろんな日本文を見て、一般動詞のdo/does か、be 動詞のis, are, am を使うかの区別を練習しました。
ほぼ百発百中で正解でした。
ココさんは迷うことなく、一般動詞とbe動詞をはっきりと区別できるようになりました。
一歩前進です!
ココの感想:
これまでは何となくis, are, am を使っていたが、実は英語の動詞の二大陣営の一つと聞いて、改めてbe 動詞を見直した。
これからちょくちょくお世話になりそうなので、be動詞にはきちんと敬意を払って置かなくては、と思った。
今日の授業のおかげで、もうis, are,amと一般動詞で迷うことはなくなったと思う。
それでそろそろ食事に行こうかなと思っていると、メムさんから電話があって、「夕食を一緒に食べませんか」というお誘いだった。
メムさんは旅行代理店のオーナーで、ビザの更新やイミグレーションの手続きでいつもお世話になっているすてきなタイ人女性だ。
一も二もなくOK ! の返事をした。
夕食に期待して、ランチはアンパン、牛乳、リンゴに抑えておくことにする。
節約、節約。
約束の時間にメムさんの車に乗って、お目当てのタイレストランに行く。
高級感のあるレストランには、欧米人の一組の客以外はいなかった。
「高そうだな」と少し気持ちが臆していると、メムさんの注文したワインが来た。
最初のは豚肉中心の料理で、豚肉の甘さがよく野菜に染み込んでいて、空腹を癒やすように夢中で頬張った。
2番目は少しスパイシーな海鮮料理で、ワインの酔いに痺れた味覚をほどよく刺激して食欲を促した。
3番目は野菜料理で、厚揚げの豆腐のようなものを甘いタレで包んでいた。
かなり贅沢な調理をしみじみと味わった。
恐らくチェンマイに来て、一番おいしい料理だったかもしれない。
量は少なくても、なぜか満腹になってしまった。
メムさんはあまり食べず、タイ語で料理の説明をしながら、盛んに私に勧めてくれた。
飢えた胃袋に遠慮なく頂きました。
メムさん、ごちそうさま!
2022年11月15日火曜日
ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます。」16
今日は「it の特別な用法」を勉強した。
it はふつう「それは」という意味があるが、「それは」と訳してはいけないit があるという。
例えば、暑い/寒いという時は、このit を主語にしていうそうだ。
「暑い/寒いだけですか?」
と聞いたら、ほかにもある。
「曜日」とか「晴れ/曇り」にも、このit は使う。
「季節や日時」にも、このit は使う。
どうやら「漠然とした、その時の雰囲気」というような時には、このitが主語になる、という。
「ひょっとして、『今何時ですか。』と聞く時のit も、このit ですか」
と聞いたら、その通りだ、とほめられちゃった。
けれど、
「暑いね」という日本語を見て、このit をすぐに思い出すようになるには、少し時間がかかりそうだな。
先生の感想:
今日は「それは」と訳さないitを勉強しました。
ココさんが予想したように、このitの守備範囲は広いです。
日本語にはないが必ず使わなければならないit なんで、やっかいですね。
けれど、守備範囲が広いといっても、せいぜい「寒い/暑い、天気、季節、曜日」など限られています。
じきに慣れると思いますよ。
ココの感想:
英文法の授業が終わり、帰る準備をしていると、次の授業が始まっていた。
チェンマイに駐在している日本企業の家族の子供たちのようだ。
日本の数学や国語、英文法を勉強していた。
突然タイに移転して、いきなりインターナショナル校に入って、すべて英語で授業を受けるだけでも大変だと思う。
それだけでなく、数学や国語も勉強しなければならないようだ。
それというのも、帰国してから日本の小学校や中学校に遅れずについていけるようになるためだと、子供たちは言っていた。
私なんか英文法の予習復習だけでも手いっぱいなのに、この子たちよくやるなぁと感心してしまった。
日本人の子供たちのひたむきな努力に、すっかり感動してしまったが、そんな時むしょうに日本料理が食べたくなった。
私の日本の子供の頃を思い出し、友だちを思い出し、ついでにおいしかった料理を思い出したわけだ。
ということで、今宵の夕食は少し奮発して日本料理にした。
バリバリの日本料理と言えば、そうです、寿司です。
大好きな海鮮丼を目の前にして、さっきまであった日本の子供たちへの感嘆はいつしか薄れてきた。
海鮮丼180B (約650円)というコストパフォーマンスも、魅力だよね。
2022年10月29日土曜日
ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます」15
今日の勉強は代名詞だった。
英語では一度名詞を使ったら、2度目からは同じ名詞の繰り返しを避け、代名詞を使うのがルールだという。
例えば「少年」という語をつかったら、2度目は代名詞he に置き換える。
「少年たち」という語を使ったら、代名詞they に置き換える。
フンフン、なるほど。
日本語でもそういうことってあるよね。
「最近、梨花見ないね。」
「彼女、入院しているらしいよ。」
こんな場合は英語と同じだね。
それはそれで分かるけど、たくさんの男の子がいる時、みんなhe で表現してしまって、誰のことを指しているのが分からなくなっちゃわないかな??
それが心配だ。
先生の感想:
今日は代名詞を勉強しました。
授業中たくさんの少年がいるとき、みんなhe で表したら誰が誰だか分からなくなることを心配していましたね。
英語では代名詞を使う頻度が日本語より多いので、その心配は当然です。
眼の前にいる子なら、
「ほら、あの子よ。あそこにすわっているあの子。」
と指さすことで解決します。
けれど、文章の中に代名詞が出てくる場合はそうはいきません。
このit は何を指しているか、このthey は誰を指すか、正しく理解するためには前に戻って考えなければならないときがあります。
でも、慣れてくれば一気に分かるようになります。
ココの感想:
お昼に何を食べようか、考えながら通りをぶらぶら歩いていた。
楽しみな瞬間だ。
小路を曲がり、屋台の並ぶ通りに入るとたんに、屋台のおばさんと目があった。
おばさんが手を振っている。
笑顔に誘われて屋台をのぞいたら、ランチを売っていた
。
少し辛いランチセットと、辛さの苦手な人には卵焼きランチが用意されていた。
おばさんと娘さんのエイさんの2人で切り盛りしている屋台だった。
もっと食べたいひとにはもち米があり、タイ風の焼き鳥もあった。
辛さを聞いたら、エイさんが親指と人差し指で
「ちょっと」
と教えてくれた。
早速ちょっと辛いランチともち米を買った。
合わせて35B (約130円)。
よく味のしみ込んだ豚肉と、卵焼きと、ふつうのお米ともち米をかき混ぜて、部屋で頬張ってみた。
チョウうまかった。
おばさんの心をこめて作ったランチから、優しさが感じられた。
安くておいしいこのランチ、ハマるかもしれない。
2022年10月27日木曜日
ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます」14
今日は「動作できる動詞の巻」(一般動詞)を勉強した。
以前から英語を勉強していて不思議に思っていたことがある。
肯定文には登場しないのに、否定文や疑問文になると、なぜdoや does が急に出てくるのかな、ってこと。
ずっと不思議に思っていたので、今日の説明は気になった。
「do/does +動詞 」はいつもは一組になっていて、肯定文の時だけ消える、という説明だった。
なるほどな、と思った。
もう一つ不思議なのは、なぜheや she など三人称単数形の時だけ、do →does に変わるのか、ということ。
三単現のs、 というやつだ。
なぜ三人称単数だけ特別扱いするのだろいか?
これも今日の説明で、1週間の便秘が治ったようにスッキリした。
スッキリすると甘いものが食べたくなるのは、私だけか???
先生の感想:
今日は一般動詞の肯定文、否定文、疑問文、答え方を勉強しました。
いよいよ本格的な英語の勉強に入ってきた感じがムンムンします。
「三単現のs 」にこだわりがあったようですね。
でも今日の説明でスッキリして、何よりです。
1週間の便秘が治ったようなスッキリした感じ、というココさんの言い方に思わず笑ってしまいました。
その調子でがんばりましょう!
ココの感想:
三単現のs 、という長年の悩みが解決して、日本風のパンが食べたくなった。
足はひとりでに『バーンベーカリー』に向かった。
陳列棚に群がっている欧米人を掻き分けてパンにたどりついた。
お昼を過ぎていたせいか、棚にあるほとんどのパンは売り切れだった。
がっかりして、菓子パンはあきらめ、ツナサンドとコーヒーだけを注文用紙に書き込んだ。
辺りを見回しながら、サンドイッチをもぐもぐ食べていると、オーナーのトモコさんの声。
「できたわよッー!」
見ると、こんがり焼けたカレーパンが、3列縦隊でトレーに勢ぞろいして出番を待っている。
「ワァ、おいしそう!」
と駆け寄って、手づかみで2個つまみあげた。
カレーパンはまだあたたかく、できたての香ばしい匂いをふりまいていた。
手づかみの私にトモコさんは
「はい、これを使って」
と、トレーとパンつまみを渡してくれた。
カレーパンは欧米人にも大人気で、作ったそばから売り切れになる。
さんざん迷った末に、私はカレーパンとブルーベリーパンをランチの友に選んだ。
空っぽの棚にはトモコさんが焼き上げた心づくしのパンが、ところ狭しと並べられていた。
2022年10月26日水曜日
ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます」13
今日は副詞を勉強した。
「名詞を修飾する(飾る)語が形容詞です。では、副詞はどんな語を修飾しますか?」
と先生が聞いた時、となりにすわっている生徒さんが「動詞です」とすぐに答えた。
よく勉強しているな、と感心していたら先生の答は
「残念です。正解ではありません」
だった。
エッ、正解じゃないの?
生徒2人で顔を見合せていたら、先生は続けた。
「副詞は動詞だけではなく、形容詞にも、副詞にも、何にでもかかります。正解は
『副詞は名詞以外のその他すべてを修飾する』です。
つまり、副詞はオールラウンドプレーヤーなんです。」
と言って、いろんな例文を教えてくれた。
なるほど、副詞は動詞以外にもいろんな語にかかっていた。
私たち生徒は顔を見合わせて、うなづきあった。
この説明を聞いて、副詞という語のイメージが、私的にはかなりはっきりした。
先生の感想:
副詞はどこに置くか、置く位置が厄介です。
副詞はふつう文末に置きますが、時々文中に来たり、文の最初に来たりします。
どういう副詞が文末にくるか、どういう副詞が文中のどこに来るか、規則性があります。
ボードに副詞の規則を書いて置きましたから、この表を見ながら解くと、副詞をどこに置くかという悩みは簡単に解決します。
ココの感想:
しばらく和食を食べていないせいか、さっぱりした日本料理が無性に恋しくなった。
夕方ブラフ買物にいったら、懐かしい赤ちょうちんが店先にぶら下がった日本料理店が開店していた。
入口でメニューを見ると、ちょうど食べたくなったサッパリ形の料理が、写真の中でニコニコ笑っていた。
居ても立っても居られなくなり、中に飛び込んだ。
中は意外に広く、静かだった。
お客はまぱらで、食べているうちに一組のカップルが入ってきたくらいだった。
注文した刺し身定食が、「お待たせ~ました」というなまった声と一緒にあらわれた。
色といい、艶といい、盛りつけといい、申し分ない刺身定食に、思わずうっとりと見とれてしまった。
これぞ、まさしく日本料理!
有無を言わせず口の中に刺し身を放り込むと、久しぶりのさわやかな再会に、噛むのも忘れて食べてしまった。
気がついたら、あっという間に刺し身は消えてしまっていた。