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2020年10月8日木曜日

「授業その日その日」 by 米澤

『授業その日その日』

今日は関係代名詞の授業だ。
初級英文法の中では最後の難関である。
生徒さんたちは学生時代に手こずった体験を多かれ少かれ持っている。
その嫌な記憶を払拭して、「関係代名詞ってこんなに簡単だったのか」という感想をもたせられたら、大成功だ。

朝10:30 いよいよ2人の生徒さんを前に授業が始まる。

「関係代名詞というのは、もともと2つの文だったものを、共通する語を使って1つの文にする働きをします。」

生徒さんの反応はフンフンという感じ。
学生時代に学んだ関係代名詞がチンプンカンプンに終わっているので、丁寧に分かりやすい説明を心がける。
関係代名詞は初級英文法の最後の最難関だが、これを①~⑤の手順にまとめた。

「この5つの手順に従って作業を進めれば、99%関係代名詞の文は書けます。 」

2人とも大きくうなずく。
いい反応だ。
手順を分かってもらいために、ボードの例題1を①から⑤の手順で一緒に解いてみる。

①は何ですか?
②は?
③は?
④は?  
⑤はい、関係代名詞の文ができあがりです。

生徒さんはまだ納得していない。半信半疑だ。



例題2も一緒に解いてみる。
2人はだんだん身をのりだしてくる。
ボードに書かれた例題3も一緒に解いてみる。
生徒さんに「分かった」という表情が浮かぶ。

「ではこの①~⑤の手順を必ず守って、プリントの問題を一問ずつ解いて見せてください。」

2人は作業にとりかかる。
できました! と言って出された解答をみる。
間違っている。
変だな?
妙な英文になっている。
ノートの解き方をたどってみると、①から⑤の手順で解いてない。
どうして? 

「面倒くさいから」

面倒くさい!?
2人のノートに一行ずつ番号をふっていくと、①②があって③がなく、④に飛んでいることが分かる。
ようやく本人も
「ああ、そこか!」
気づく。
2つの文を1つの文にする練習をした後、いよいよ英作文の口解きに入る。
ノートに書かずに、日本語の文を一気に口でいう練習だ。




最初はまごつき、サポートが必要だが、7,8 問進むと要領が分かってきて自分の力で口解きができるようになってくる。

(1) 英文法の勉強は英文法の知識を定着させるのが第1段階。

(2) 次は与えられた日本文ではなく、自分で考えた日本文で関係代名詞の文をノートに書いてみるのが第2段階。

(3) 最後に写真や絵を見て、その印象を即座に英語で表現するのが第3段階。

これが私の英文法の授業の目標である。
今日は第1目標の入口までは
 達したと思う。

授業が終わって、生徒さんに感想を聞いてみる。

「ふだん使わない脳を使ったので、疲れました。でも気持ちのいい疲れ方です。」

そうなんです。
自分の力を伸ばそうとする勉強の疲れは、気分のいい脳の汗なんです。





2020年10月7日水曜日

レッスンの様子 by 米澤

「今日の授業」
今日の授業は不定詞の基本用法だった。
前夜張り切ってボードに板書して今日の授業に備えたが、風邪をひいたり都合が悪かったりで生徒さんと1対1の授業になった。

「1対1だから今日はとことん分かるまでやりましょう! 」

と声をかけると、笑いながら「はい」と生徒さんはうなずいた。

不定詞の基本を例題で説明した後、この例文を使って5W1Hの疑問文を作らせたが、なかなかうまく作れた。
さらに英作文の口解きも上手にできた。時々過去形の「~た」を見逃さないようにに注意を促した。



さらに自分の身近な事実を使ってそれを不定詞で5行で表現する練習をしたが、これも問題なくできた。

最後にある写真を見せてその感想を3分後に英語で話す機会を与えた。
実際の会話に一番近い実戦練習だと思う。
時間は少しかかったが、何とか自分の言葉で表現できて、生徒さんはホッとしている。
今日の勉強の感想を求め

「今日は1人で勉強を受けられて、本当によかったと思います。すごく不定詞の使い方が分かってきました。」



心の中で思わず「ヤッター! 」と叫ばずにはいられなかった。
私にとっても納得のいく会心の授業だった。


2020年10月4日日曜日

モンクトレールに挑戦!ドイステープまで歩いて登るby 新海





「ドイステープまで歩いて登る!モンクトレール」

モンクトレールとは、「お坊さんの道」という意味です。

麓から登り、山の上にあるドイステープ寺院まで行きます。

今回は第2回目。
モンクトレールに挑戦してみた時の事をレポートをしようと思います。

スケジュール
1)教室集合 8:00
2)モンクトレール入り口
3)パーラート寺院
4)ドイステープ寺院
合計で3時間ぐらいを予定してます。



モンクトレールは、公道を登るのではなく、ハイキングコースを進んでいきます。

今回は財団法人のアクティビティーとして、パーラート寺院にて、お掃除のボランティア活動をすることも目的に入ってます!

今回の参加者は
日本人3人
タイ人2人
教室からは、米澤先生と僕が参加!

とても国際色豊かでした。



朝8:00に集合して、赤バスをに乗って登山口までいこうとしたのだが、、、トラブル発生!なぜか途中で下されてしまいました。前回の時と違う場所。
Googleマップをたよりに、心配しながら進んでいくと10分ほどして入り口に到着。一安心。
と、思いきや!!入り口に柵がかけられていて、またもやトラブル!

入れないのか!?

せっかくここまで来たのに。


クローズされているのかな??

タイ人の子に聞いてみると、「立ち入り禁止とは書いていない。さっき白人が入って行くのを見たので、大丈夫だと思う。」と言いました。
しかも、そのタイ人の子が先に進んで何かあったら話をするから大丈夫だよ!と、言ってくれたので安心して進んで行くことにしました。強い味方!












(モンクトレール入り口)



道は以前のドライシーズンとは違い、緑がいっぱいで、空気もキレイで、とても気持ちが良かったです。

1時間ほど歩き1つ目のお寺に到着。

そんなにハードな道ではなかったのですが、体調が悪かったのか、中国人の方が靴擦れもあってギブアップ。。。
米澤先生が一緒にサポートして下山しました。


今は雨季なのですが、この日は雨も降らず、絶好の快晴!












以前は無かったお寺の横の川も水がいっぱい流れていました。


水をさわったり、お菓子を食べたりして、一休みしました。













しばらくして元気が戻ったところで、ボランティア活動のゴミ拾いをしました。

日本人がお寺に来てゴミ拾いをしているのが珍しいと思ったのか、タイ人が僕たちの事を写真に撮っていました。


当校はアジアロングステイ財団に所属していて、タイ・チェンマイ県の政府に認可をされた財団法人なので、感謝状が発行できます。

皆さん頑張って掃除をしたので財団より「感謝状」を送りました。
タイ人の方もすごく喜んでくれました。






























ボランティア活動もおわり、山登り後半戦です!


まず広い公道に出て、入り口を探します。




ちょうど工事をしている人がいたので聞いてみると、その工事の横を通って上がって行くとドイステープ寺院に行くと言われました。

ここから急な坂になります。












そして、そこから1時間ぐらいかけて緑の中を登って行きます。





3人の女性は、体力がすごい!!
全く追いつけなくなりました。

タイ人の2人とゆっくり登りました。

途中で木の枝を見つけ、杖のように使いながら登りました。











最後の草が生い茂ったところを抜けると公道に出て、先に行った3人が待っていてくれました!!!

お疲れ様です!!ここで山道は終わり。




そのあとみんなでドイステープ寺院へ。


ドイステープ寺院へ行くには、長ーい階段を登らなくてはいけません。最後の難関











その日は仏教の日で、タイヤイ族の人がたくさん民族衣装を着て参拝に来ていました。


寺院では、靴を脱いではいります。

ついに到着!!







最高の青空です!




左回りにお寺を回ります。







奥の建物の部屋で、お坊さんに糸を手首に巻いてもらいました。











最後にもう一枚写真をって、「バイバイ、また来ます!」と、お寺に告げて、みんなでドイステープ寺院を後にしました。






すごく良い運動にもなり、お寺も2カ所も訪れて、ボランティア活動もでき、最高の一日でした。