たくさん別れる理由を述べた後で、
”さよならなくてはならぬ故、それではお別れいたします”
(意味: 子供が泣いています。食事の用意をしなくてはいけない。もう遅くなりました。)
という文の最初の言葉が残って『さようなら』 になったという説もある。
(意味: 子供が泣いています。食事の用意をしなくてはいけない。もう遅くなりました。)
という文の最初の言葉が残って『さようなら』
今では友達同士では『じゃあね』とか 『またね』というのだろう。
ビジネス会話では『お疲れさまでした』が常套句になっている。
では、英語ではどうだろう。
Bye,bye とか See you again は知っているがそれだけでは何かさびしい。
もっといろんな表現が知りたいと思わないだろうか。
そこで今回TESも会話クラスをのぞいてみた。
テーマは『サヨナラの言い方』である。
See you again.とか See you again soon .はおなじみである。
Bye,bye もよく使う。
今日はもっとdeep な別れ言葉を探究したいと思う。
昔ならった Bye now は最近はあまり使わないという。
ではどんな言葉が使われるのか。
カナダ人の先生はいう。
Talk to you later .
(後で話そうね。)
これはよく使われるという。
I'd better go .
( 行かなくちゃ)
これもよく使われるという。
でももっと極めつけの別れ言葉はないのだろうか。
思わずジーンとするような、余韻のある別れ言葉が。
I've got to get going .
( もう、行かなければなりません。)
I want to go .
( 行かなくちゃ。)
と同じ意味だが、I want to go. はあまり丁寧ではないとカナダ人の先生は言う。
I've got to get going .
get が繰り返された上にgo が続く。
何となく丁寧な別れ言葉の感じがする。
これを使うのはどんな状況だろうか。
A;I've got to get going now .
( 今行かなくてはなりません。)
B;Where are you going ?
( どこへ行くの。)
A; I'm going to New York .
( ニューヨークです。)
B; Take care .
( 気をつけてね。)
映画のラストシーンのような会話です。
「私も行きたいわ」とは言わない。
「気をつけてね。」
この距離感が、なんともクールです。
よーし、これからこの別れ言葉をもっと使うことにしよう。
I've got to get going .
( 行かなくてはなりません。)
OK. Forever .
( いいわ。永遠にね。)
ト、ホホホ。
*このレポートは生徒さんが授業に参加した感想です。わかりやすく、面白くまとめてあります。シリーズで続きますので、乞うご期待。