「みなさんは今、どんな夢を持っていますか。今回は夢を語り合いましょう。
カナダ人の先生はこう切り出した。
夢?
学生は、けげんな顔をして先生を見つめている。
先生はおもむろに立ち上がって、ボードに書き始める。
I wish I V2 (V2は過去形)
<ナーレーター>
Wish を使うこの文型はイメージであり、実際はできないという意味です。
そして、過去形を使うのですが、実は現在の意味を表します。
If S V2 (過去形), S would V1(現在形) ..........
このパターンも同じことです。イメージの世界です。過去形を使いますが、現在の状況とは反対の意味を表します。
例
If I had a car ,,,,,(車をもっていたら=現在車を持っていないという意味になります。)
例
If I were you , I would V1 もし私が、あなただったら、私は、、、、するのに(=実際はあなたではないというイメージの世界)という意味になります。アドバイスなどの時に使えます。
これらを頭にいれて、読んでみてください。
それでは、ストーリーに戻りましょう。
先生は言う。
「これで前回は願望を表現してみました。
今日はさらに表現を広げます。」
学生の間にざわめきが広がる。
I wish I V2 = If I V2 ~、I would V1
先生「I wish を少し復習してみましょう。
I wish ~、はい,どうぞ」
学生「I wish I
were twenty years younger .」 (20歳若かったらなあ。)
先生「20歳若かったら、どうします?」
学生「If I
were twenty years younger ,I would go abroad to learn English.」
(もし20歳若かったら、海外に英語を習いに行くんだがなあ)
先生「その気持ちが大切ですね。はい、どうぞ。」
学生「I wish I
would live in Canada.」 (カナダにすんでみたいなあ。)
先生「どうしてですか。」
学生「鮭が河を真っ赤にして、群がってさかのぼる光景を見てみたいです。」
先生「それはそれはすごいです。見渡す限りの平原を蛇行する川を、鮭がしぶきをあげながらさかのぼる姿は壮観です。ぜひ見に来てください。」
先生「それをif を使って言うとどうなりますか・」
学生「If I
lived in Canada, I could see the red salmon swimming up the river. 」(もし私がカナダに住んでいたら、真っ赤な鮭が川をさかのぼるのが見られるんだけどなあ)
先生「よくできました。could
を使うことで、見ることができるのになあ、という気持ちが表れています。」
先生「ほかにありませんか。」
学生「If I were a bird ,I could go around the world .」 (もし私が鳥だったら、世界中をに行けるのになあ。」
先生「世界のどこに行きたいですか?」
学生「そうですね、エジプトのピラミッドを見てみたいです。」
先生「Wow ! 大きな夢ですね。それをどういいますか?
学生「If I
were a bird , I could go to Egypt to see the pyramid .」(もし私が鳥なら、エジプトにピラミッドを見に行けるのになあ。)
先生「Perfect
! 」 (完璧です)
先生「あなたはどうですか?」
学生「私はもっと慎ましい望みです。」
先生「どんな夢ですか。」
学生「If I had a girl friend , I would be happier .」(私にガールフレンドがいたら、もっと幸せなのに)
先生「Good
luck ! 」(幸運をいのります)
*このレポートは生徒さんが授業に参加した感想をもとに、わかりやすく、面白くまとめたストーリーにしています。
単語、センテンスを、このまま覚えて使えるように訳してあります。
楽しみながら読んで、
ぜひ、1日一つでもいいので、覚えてみて下さい。
シリーズで続きますので、乞うご期待。
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