『授業その日その日』
今日は不定詞の名詞的用法を勉強しました。
1つの英文に動詞が2つある時は、必ず動詞の前にto を入れます。
to+動詞V
この形を不定詞と言います。
次の文を見てください。
「私はタイ料理を食べるのが好きです。」
これを英語にしてみます。
I like eat Thai food .
1つの文にlikeと eat と動詞が2つあります。
さて、どこにto を入れたらいいでしょう?
生徒さんたちが考えている。
生徒A :
eat の前です。
I like to eat Thai food .
これでいいですか?と聞くと、
一同うなずく。
では、『私は英語を勉強するのが好きです』はどういいますか?
しばらく首をひねっていたが、やがて話し出す。
生徒B :
I like to study English.
OK です。
生徒C:
先生、like to 以外にどんな言い方がありますか?
いい質問です。
like to 以外に
begin to~ / start to ~
( ~し始める)
try to ~(~しようとする)
want to ~( ~したいと思う)
こういう動詞がよく使われます。
では自分でこういう動詞を使って、5行英文を作ってみてください。
生徒さんが一斉にノートにむかう。
書いたそれぞれ生徒の英文を暗記させて、いろいろな疑問詞を使って質問してみる。
質問が終わったころを見はからって、最後にボードに書く。
これはどういう意味でしょうか?
Study to be quiet.
生徒D:
静かに学びなさい。
近い!
当たらずとも遠からずの意味ですが、正しいとは言えません。
生徒A:
静かになるために勉強しなさい。
惜しい!
間違いではありませんが、まだ意味がスッキリしません。
今日勉強した不定詞の名詞的用法です。
生徒B :
静かになることを学びなさい。
正解です。
これはイギリス人の書いた有名な本『釣魚大全』の一節です。
この本は釣り人のバイブルと言われている本です。
その意味は:
釣りに行っても魚が釣れる日もあれば、全然釣れない日もある。
それでも懲りずに釣り人はまた釣りに出かける。
なぜか?
釣りを通して、心が静かになることを学んでいるからだ。
という意味だそうです。
私の好きな言葉です。
生徒さんたちがこの文をノートに筆写する音があちこちで聞こえた。
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