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2020年11月23日月曜日

第三回 モンクトレールに挑戦(3) written by 米澤

『第3回モンクトレールを登る』(3) 

みんなが集まるまで時間があったので、近くを散策する。
石段を上がると黒い肌のぶつを安置した礼拝堂があり、そこでは10人くらいの若い僧侶を前にして指導僧が法話をしている。






横にある緑のトンネルをくぐり抜けると、大工さんが 木材を切っている。
その横では建築中の礼拝堂の屋根に上がって、若い僧たちが屋根の板を張っている。
タイ人の僧侶が祈りだけでなく、いろんな作業をすることに驚く。










建築作業現場の裏手には白い仏像を安置した礼拝堂があり、入口にはおなじみの岩場に立つ仏陀が僧侶に教えを垂れる絵が壁に立てかけてある。
新しく作られる礼拝堂の絵だろう。
ふと目を転じるとその隣に奇妙な花の絵が同じように立てかけてある。
これはなんだろう。




暗い絵である。
少しも美しくない。
けれど、一度見たら目が離せなくなる絵である。
心の深いところに食い込んでくる何かを、この絵は秘めている。
タイの仏教を仏典だけのきれいごとで見ると、失われてしまうものがある。
タイの仏教には、もっとドロドロした説明できないものがある。
この絵はそれを語ろうとしているように思う。

みんながようやく集まったので、山登りが再開されるる。
例によってタク先生たち元気組は足早に頂上を目指し、私たちは各駅停車で最後を守ることにする。
登り始めてすぐに、急峻な坂が始まる。
トップさんの激しい息づかいが大きくなる。
休憩を頻繁にとりながら、トップさんは一歩また一歩とゆっくり進む。
水をゴクゴク飲むので、たくさん飲むとたくさん汗をかきかえって疲れるので、唇を湿す程度に少しずつ飲むように勧める。
トップさんはうなずき、アドバイスに従う。
行く先々でガールフレンドが待ってくれているので、トップさんは彼女を目指して登って行って休みをとる。
だんだん休む時間は長くなるが、トップさんはあきらめない。
少し道が明るくなったところで、上から声がかかる。

「お疲れさま!」

とうとう着いたのだ。
トップさんはフラフラする足取りで岩に腰かける。

しばらく休んで、舗装され車の行き交う道を歩いて参道に出る。
道の両側には店が並んでいる。
ここで冷たい清涼飲料水で喉を潤す。





身体が冷えないうちに300 段ある石段を一気に登り、ドイステープの本堂の前の金色の仏像を、マントラを唱えるタイ人たちと一緒に3周し、改めて仏像に礼拝する。













それぞれの祈りを献花に託して、モンクトレールは終わりを告げる。

いいことがありますように! 

空腹を抱えて早速山を下り、タイレストランで鶏肉ともち米と、タイ風サラダ「ソンタム」に舌鼓を打つ。
食べ終わる頃には、疲れはすっかり消えていた。




トップさんはすっかり元気になり、みんなの注文をタイ語でウェイトレスに伝えている。
軽い疲れが身体に残るのを感じながら、いい一日だったと思う。


エッセイ『第3回モンクトレール』終了。


第三回 モンクトレールに挑戦(2) written by 米澤

『第3回モンクレールに登る』(2) 

いよいよ登り始める。
オゾンいっぱいの緑の山道が私たちを迎える。
そのふところの中に、一歩を踏み出す喜びをかみしめる。
清々しい空気を胸いっぱい吸い込んで、身も心も軽やかだ。
踏み固められた道端の枯れ枝を歩くたびに、サクッサクッと心よ音が聞こえる。
少し身体があたたまった頃、無理を避けて最初の休憩をとる。




まだみんな元気いっぱいだ。
歩きながら笑顔と話し声が絶えない。
ふだん教室で見る真剣な勉強顔とは全然別の顔だ。
途中山道を大きく遮るようにして大木の太い枝が垂れ下がっている。
そこで写真を撮っていると、1人散歩している欧米のおじさんが人なつこく笑いながら、話しかけてくる。
「この枝は前は道の上を通っていたんだが、枝が太くなりその重さに耐えきれずにこのように垂れ下がっていたんだよ。」
手振り身振りを交えた英語の説明に、みんなうなずきながら聞き入っている。





平坦な道が右に左にうねりながら続き、女性たちの笑い声が絶えない中で、1番身体が大きく丈夫そうなタイ人のトップさんの表情が苦しそうだ。
少し遅れがちなトップさんの歩調に合わせて、最後尾を歩くことにする。
やがてタク先生たちの先頭集団は、ほとんど見えなくなる。
その中でトップさんの激しい息づかいだけが聞こえる。
10分ぐらい歩いて5分休み、また歩き出すというペースですすむが、トップさんのガールフレンドは逆にいたって元気だ。
両手に持った杖を巧みに使って、苦もなく道を歩いていく。
時々後ろを振り返り、トップさんをまつ。








その笑顔に励まされて、トップさんは元気を回復する。
なかなかいいコンビだ。

「日本人はなんでみんな、こんなに元気なんですか?
ぼくは昔から車に乗ってばかりで、歩かなかったから足が動きません。」

そうボヤキながらも、トップさんは最後まであきらめなかった。
ようやく中間地点のお寺が見えてきた。
小さな竹の橋をこわごわと渡ると、渓流の流れに足や手を浸す人たちが岩場にくつろいでいる。
車で来たらしく参詣用の白い礼服を着ている。
目を転じると仏像の安置された小さな庵があり、一組の男女が瞑想をしている。




その周りには近づくことを許さないような峻厳な空気が流れていて、ふと足が止まる。
遠くから見ていても、2人の瞑想の深さが感じられるようだ。
いい景色だと思う。
疲れた身体を岩場に移し、写真を撮る。






30分の休憩の後、再び集まり全員で境内のゴミ拾いのボランティア活動をする。
境内をきれいにすることによって、自分の心もきれいにしようという試みだ。









私たちがゴミ拾いをしている姿を、若いお坊さんが熱心に見つめ、さかんに写真を撮っている。

ゴミ拾いのあとは初参加の人に、ボランティア活動の認定証を授与する。
チェンマイロングステイ財団法人を代表して、タク先生が認定証を手渡す。









ボランティア活動を終えると、いよいよ後半のモンクレールが再開される。
すっかり疲れの取れたトップさんも歩き出している。
これからしばらくきつい傾斜が続くが、みな元気そうで、今回はリタイアする人はいない。










2020年11月21日土曜日

第三回 モンクトレールに挑戦 written by 米澤

TES イベント『第3回 モンクトレールに登る』

(1) 
前回モンクトレール登山の時、私は15分ほど寝坊してしまったので今回は早目に教室に到着した。
私が1番早いと思っていたらタク先生がやる気満々で、すでに教室に待機しているのには驚いた。
今日の登山コースと参加者を2人で確認しているうちに、1人また1人と集まり始め、少し遅れて到着したタイ人のトップさんたちを含めタイ人2人、中国人1人、日本人7人の国際色豊かなパーティになった。
ただ単に山登りするだけでなく、財団法人の活動として途中の山寺でゴミ拾いのボランティア活動をし、その認定証も授与するということも慣例となってきた。
教室前でまずは記念写真を撮る。



10人もの登山姿の集団が通り立っていると、目ざとい赤いソンテウバスがすぐに寄って来る。
すかさず全員乗り込む。










ふだんはソンテウに乗り込めば、あとは目をつぶっても目的地に到着するが、モンクトレールはそうはいかない。
一部の登山好きな外国人を除いて、地元の人の知らない場所に行くのである。
ソンテウの運転手ももちろん知らない。
そこでタイ人のトップさんに説明をお願いすることになる。
なんとか運転手が納得して発車したが、大丈夫かな?

10分ほどして、案の定曲がる道を間違えた。
タク先生を始めみんなで「ここではない」の大合唱の声に押され車はUターンして、さらに山道を登っていく。
終点で降ろされたが、見覚えのない場所だ。
3回目のタク先生でさえ、ここではないと言っている。
タイ人のトップさんがGPS で調べてみる。
やはりここだ、という。
迷路のような場所だ。
トップさんが指差すほうに向かって全員が歩き出す。




5分ほど歩いて、ようやくモンクトレール入口にたどり着く。
前回はコロナ禍で封鎖された入口をドキドキしながらかいくぐって入ったが、今回は正々堂々と登山できる。
緑の山道を1列縦隊で軽快に歩き出す。




続く

2020年11月19日木曜日

『時は静かに流れる』 Witten by 米澤



週に一度ぜいたくな時間を過ごすことにしている。
ぜいたくと言っても何万円というビフテキを食べるわけでもないし、極上の寿司を注文するわけでもない。
一週間働いた労をねぎらうために、チェンマイ門の近くのバーンベーカリーでサンドウィッチを食べるのである。
バーンベーカリーのサンドウィッチ、特にツナサンドはチェンマイ一と言ってもいいおいしさである。
日本で食べるやや甘くて、高いサンドウィッチとは比べものにはならない。
日本人のオーナーが丹精こめて作るサンドウィッチは、日本人はもとより欧米人やタイ人にも大人気で、いつ行っても客は絶えることがない。




私のお気に入りの席は、1番奥の窓際の飲料水に近い席だ。
窓ガラス越しに見える古い門扉の向こうにある緑の木々を見ていると、なぜか心が静まる。
周りから英語、中国語、スペイン語の話し声が声高に聞こえても、一向に気にならない。
スピーカーから流れるスローなジャズを聞くともなしに聞きながらコーヒーを傾けると、ちょっぴりチェンマイに来てよかったと思う。
雀躍歓喜するような喜びではない。
淡々としみるような喜びが感じられる。








ツナサンドをほおばり、熱いコーヒーをすすり終わると、この淡々とした喜びを誰かに伝えたくなる。
特にコロナに怯え、時間に追われ、自分を見失いそうになっている日本の若い人たちに。

チェンマイにはほかの土地にはない何かがある、と思う。
大きく求めれば大きく与えられ、小さく求めれば小さく与えられる何かが。

私がチェンマイにひそかに求めたものは、バーンベーカリーで味わうこのささやかな時間であることにようやく気がついた。


2020年11月18日水曜日

第3回 モンクトレール(monk trail)に挑戦




Topくんが素敵なビデオを作ってくれました!
Thank you !!

教室に集合
赤バスで麓まで
登山
お寺 (ゴミ拾いのボランティア)
登山
ドイステープ寺院
赤バスでチェンマイ市内へ
ガイヤーン(鶏肉)屋さんで昼食




「チェンマイに来たら、ドイステープに行かないとチェンマイに来たとは言えない」とタイ人がよく言う、
チェンマイで一番有名なお寺が、ドイステープ寺院と言います。
ドイステープ寺院は、山の上にあります。


普通は、赤バスに乗って頂上の寺院まで行きます。

実は、白人などに人気のルートで森林の中を歩いて登れる道があります。

それは通称「モンクトレール(monk trail)」と言います。
モンクとは英語で「お坊さん」
トレールは「道」
と言う意味です。


今回はこれで3回目の挑戦です。

片道3時間ぐらいの道です。

皆さん元気に登って行きました!

途中に素敵な寺院があり休憩。


その寺院でボランティア活動のゴミ拾いをみんなでしました。

タイでは🇹🇭お寺に奉仕活動をすると運が上がると言われています。

そして当校の所属している財団法人「アジアロングステイ財団」より参加してくださった方に感謝状を渡しました。


その後、頂上の寺院で急な場所もあったのですが、頑張ってみんなで登りました。最後大きな蛇がで出るというアクシデントもありましたが、無事にみんなで登り切ることができました。

寺院では、まず塔を三回周り、そのあとみんなで写真を撮ったり、お坊さんに糸を手に巻いてもらったりしました。


最後は、ガイヤーンという鳥肉が食べれる有名なお店へ行きました。
ガイヤーンはソムタム(パパイヤサラダ)ともち米と一緒に食べと美味しいです。

とても楽しい一日でした。




































お洒落なカフェ発見 chapter one /Cm



このカフェを見た時、1階は小さいので、あまり落ち着かないカフェだなって思って、入ってませんでした。
隣のアマゾンカフェに毎回行ってました。
ある時アマゾンカフェがいっぱいだったので、しょうがなくこのカフェに行ってみました。
定員さんに、「2階もあるよ」と言われて、上がってみると、素敵!
とっても落ち着ける綺麗な空間でした。

ケーキも美味しいですし、コーヒーも苦味があまりなく飲みやすいです。

インターネットも5Gが入っていてとても速いです。

ゆったりと仕事や勉強するのオススメです。