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2023年1月23日月曜日

新年会 ②

ココの感想: 新年会②
続いてボビーさんのお母さんが紙に中国語で書いてくれた。
初めて見る字なので困っていると、ボビーさんがその語の意味を書いてくれた。

タンピン
困難に対して何もしないまま待っていること







つまり、消極的だったという意味だ、と説明してくれた。
その意味はたぶん、激しく変化した去年のコロナ騒ぎに対し、消極的だったという反省をこめた字なのかもしれない。
次はブライスさんの番である。
しばらく首をひねっていたが、ブライスさんは細かい字で書いた。

oscillation

これも初めて見る字だ。
何だろう。
ブライスさん自身の説明を聞いても、ボビーさんの説明を聞いても、よく分からなかったので、英語辞書で調べてみた。
「極端から極端へと、考えや行動が揺れ動き続けること」
そう言えば、去年のコロナ騒ぎのとき、いろいろな極端な意見が出され、人々の心が激しい揺れ動いた。
それを言っているのだろうか。
それからブライスさんのお母さんがペンをとった。

Our mother river - Zhao phraya river
  (母なる川、チャオプラヤ川)

うーん、これも意味が深そう。
コロナウィルスの感染の広がりの中で、人々は右往左往したが、タイを流れるチャオプラヤ川はいつもと変わらず、悠然と流れていた。
この川のようでありたい、というお母さんの気持ちが感じられた。
最後にブライスさんのお父さんが筆ペンで、鮮やかな字をしたためた。
そして字の横に、陰と陽の絡み合った太極図を描いた。





ターキ、と読むのだろうか。
「これまでこの字の意味がどうしても分からなかったが、最近ようやく分かった。
この字は、容器の中でいろんな要素が誕生し、ぶつかり合い対立しながら成長し、ついに容器からあふれ出る寸前になった状態を指している。」
お父さんはその字の横に、陰と陽が絡みあった太極図を描いた。
去年1年に起きた出来事は、それまで潜在していた要素が目醒め、対立しながら成長し、ついに容器の縁からあふれ出ようとしている状態を示している。
この意味から考えると、コロナウィルスは終わったわけではなく、
これから始まる危機の第一段階に過ぎない、という意味もお父さんの暗示から考えられる。
みんな反省をふくめて、それぞれ1語に托して感想を語ってくれた。
感謝の気持ちをこめて、頭を下げた。
その時、ブライスさんのお父さんが、「あなたの答は?」と聞かれた。
私の答?
しまった!
今の今まで全然考えていなかった。
どうしよう?
困った。
私にとって、去年出会った一番好きな言葉は何だろう。
あせりにあせって、宙を見つめているうちに、「そうだ、これだ」という言葉に思い当たった。



2023年1月12日木曜日

英会話大好きココの 「ちょっとチェンマイ英語留学に行ってきます」22

疑問詞が終わったので、次に複数形を勉強した。

単数と複数の区別は名詞(ものの名前)に関係してあります。
⑴人間に関しては日本語にも複数形があります。
「子ども/子どもたち、あいつ/あいつら」など。
⑵でも、「友だち」になると単数にも使えるし、複数にも使える。
単数複数の区別は少しあいまいになり始める。
⑶ものの名詞はどうか。ものの世界になると、日本語には単数複数の区別はありません。
「一本の鉛筆/三本の鉛筆」にみるように鉛筆には複数形はなく、単数複数の形は同じです。
だから日本人が英文を書くとき間違うのは、ものの複数形のときが多いという。
こういうふうに、日本語と比べながら英語の複数形を説明してくれるとよく分かるね。
英語では「兄弟がいますか/リンゴが大好きです」などのように、特に数に限定がない場合はすべて複数形で表す規則だという。
なるほど、こういう場合はすべて複数形か。
知らなかったなぁ。
それじゃ、こういう場合は単数複数どっちですか、と聞いてみた。
例えば、
「そこにいるのは誰ですか」
「この中には何が入っているの」
などのように、数がわからない場合。
「疑問詞の場合、すべて単数です。」
という先生の答。
「じゃ、ゼロの場合はどうなんですか、例えばnothing, nobodyの場合は」
とこの際、食い下がる。
「ゼロは2こ、3こと数えられない。だから単数です。」
ははぁ、そういう理屈か。
2こ、3こと数えられないものは単数と考えるのか。
「じゃ、平和とか親切とか、かわいらしさなども単数ですか。」
そうです、という答。
じゃ、髪はどうなんだろう。
「髪が長いとか短いという時は髪全部ふくめているので単数形、けれどスープに髪が一本入っているような場合は単数形です。」
なるほど、よく分かりました。
単数複数の区別は、これから慎重に考えることにします。



先生の感想:
最近なかなかいい質問をするようになりました。
これから間違えそうだな、と思われるところにピンポイントで質問が集中しています。
力がついてきた証拠ですね。







2023年1月11日水曜日

英会話大好きココの 「ちょっとチェンマイ英語留学に行ってきます。」21

疑問詞もいよいよ最後の授業を迎えることになった。
how は年齢や身長、様子や状態を聞くだけではない。交通手段などの方法、「何人兄弟ですか/これいくらですか」という数量を聞くことまで範囲が広がっている。
疑問詞の中では一番使い道の多い語なのかもしれない。
最後に疑問詞を中心にした到達度テストをした。
ちょっと自信が芽生えてきていて、テストを受けるのが楽しみだった。
結果は20問の英作文のうちミスは2問、正解率は90%だった。
わー、90点をとるなんて、生まれて初めて。
チョーうれしかった。
やっと1人前になれた感じ。





先生の感想:
ようやく疑問詞の勉強が終わりました。
到達度テストをしても90%を正解していて、よく理解できていると思います。
疑問詞の勉強はただ単に文法の1単元の勉強にとどまらず、これまで勉強した一般動詞、be動詞を自由に使いこなせる応用力を定着させるねらいもあります。
疑問詞の勉強を通して、ココさんもこれまでの文法の勉強がしっかりと身についてきたことを実感していることと思います。
基本は徐々に固まってきました。





ココの感想:
帰りに路地を歩いていると、家の入口の隅に祭壇があり、その前にローソクの炎が何本か揺れている。
何だろうと思って、しばらく炎のゆらぎを見つめていた。
仏像はないから、仏教には関係なさそうだ。
部屋に帰って観光案内書を読んでみると、古くから伝わる民間信仰らしい。
事故や病気をもたらすとされる悪霊をなだめるねらいがあるみたいだ。
朝に早く歩いていると、堀際の木の幹に供え物をして拝んでいる人を見かけるが、あれも「悪霊封じ」らしい。
仏教の信仰と、悪霊を恐れる民間信仰が混ざりあって、タイ人の精神生活を支えている、ということが分かってきた。





2022年12月21日水曜日

英会話大好き!ココの 「ちょっとチェンマイ英語留学に行ってきます」(19)

今日は「ものを聞く」疑問詞what を勉強した。
しばらく休んでいたが、少しずつ 勘がもどってきている。
久しぶりの勉強のせいか、身も心もワクワクしている。
「これな~に?」
とか
「それは何?」
とものを指して聞く時にwhat を使うのは知っていた。
医者や教師など職業を聞く時も、whatを使うことは知っていた。
けれど
What are you ?
という言い方では、職業は聞けないと言われて、エッ?と思わずつぶやいてしまった。
What are you ?
と聞かれたら、外国人は何と答えるのだろう、と気になった。
そしたら先生は、私の疑問を察して
I am human . (私は人間です)
と答えるだろう、と笑いながら教えてくれた。
「じゃ、何て聞いたらいいんですか?」
と質問すると、待ってましたとばかり
What do you do?
(何の仕事をしているんですか)
と教えてくれた。
まだ初対面の人に職業を聞くチャンスはないけれど、試しに両方の聞き方で反応をみてみたいな、と思った。






先生の感想:
職業を聞く時の表現は、
What are you ?
ではダメと聞いて、ビックリしていましたね。
そうなんです。
これは中学の教科書にも載っている表現ですが、この文を聞かれて職業を答える人はいないと思います。
「あなたは何ものですか」などと聞くわけですから、かえって失礼ですよね。
やはり正しい表現で聞きましょう。








帰る時隣りの教室をのぞいてみたら、中国人の子供たちが覚えたての日本語を使って、自己紹介の練習をしていた。
一生懸命日本語で自己紹介する姿に、思わず感動して拍手してしまった。



ココの感想:
疑問詞は簡単そうに見えて、なかなか奥が深いなと思った。
これまで勉強した英語を使って会話ができるようになるといいな、と思いながら旧市街をぶらぶら歩いた。
旧市街を囲むお堀に沿って遊歩道が走り、車を気にすることなく安心して歩ける。
コンクリートの道には木々が寄り添い、美しい並木の緑が心を癒やしてくれる。
ふと目を上げると、ピンクの花があいさつをするかのように道に顔を出している。
朝に晩に寒さが増す中で、可憐に咲く花との出会いに心がなごんだ。






2022年11月21日月曜日

英会話大好き!ココの 「ちょっとチェンマイ英語留学に行ってきます」18

今日から授業は疑問詞の勉強に入った。
相手の話を聞いて、
「どこに行ったの? 」
「いつ行ったの? 」
「誰と行ったの?」
と話を引き出すことから会話が始まるので、疑問詞の使い方は会話にはとても必要だ、という説明を受けた。
なるほど、会話は疑問詞を投げかけることから始まるのか。
言われてみれば、日本語でもそうだね。
そこでまず最初に場所を聞く疑問詞where と、時を聞く疑問詞when の勉強をした。
これまで疑問文を作る練習をたくさんやってきたせいか、ほとんどの練習問題では正解で、先生にほめられた。
得意になっていると、先生から質問が出された。

「毎朝6時に起きます。」
この文の「6時」を聞く疑問文を作ってください。

カンタン、カンタンとばかり、私はすぐにwhen を使って英文を作った。
「残念です。時刻を聞く時はwhat time を使います。」
そう言えば、what time もあったね。
よし、これでwhen とwhat time の区別が分かったぞ。



先生の感想:
今日からしばらく疑問詞の勉強をします。
これまで練習を重ねてきた疑問文がしっかりと身についているので、ほとんどミスもなく全問解けました。
考えるより前に、スラスラと口から答が出ていました。
瞬発力がついてきたのが分かります。
英文法から英会話へ、というTES で進める勉強の成果が見えてきましたね。





ココの感想:
授業が終わって帰ろうとしていたら、先生からオデンパーティに誘われた。
オデンパーティ?
日本語を勉強している生徒さんたちが、これからオデンレストランに行くのだという。
みんなインターナショナルスクールに通っているので、英語はペラペラだし、日本語は2級レベルでだいたい日常会話は話せるというので、参加することにする。
学校から歩いて10分ぐらいのところに、オデンレストランがあった。




こじんまりした品のよさそうなお店だと思った。
案の定、中は10人座ればいっぱいという席数だったが、私はこういう小じんまりしたお店が好きだ。
マスターが調理するのを見てから食べると、おいしさが増すからだ。









次々と料理が出されてくるのと、今まで眠っていたお腹が目を覚まし、グーグー鳴り始めた。
隣の人に聞かれないかと、ヒヤヒヤした。







いよいよ最後にオデンが登場する。
思わず
「待ってました、オデーン!」
とかけ声をかけたくなるくらい、おいしそうなオデンがニコニコ顔で並んでいた。
みんな 黙々と箸を口に運んでいる。
本当においしい時は言葉が出ないものだ。
みんな気に入ったようだ。




たくさんおいしそうに食べたせいか、マネジャーさんが気をきかせてオデンを一皿サービスしてくれた。
ヤッター!
みんなでシェアして、すっかりお腹がいっぱいになった。


みんななに満足度を聞いたら、全員10点満点中8点以上だった。
マネジャーさんもそれを聞いて、大喜びしていた。

隣の人と趣味や日本のコミックの話をした。
日本に興味のある人たちとの会話はメッチャ楽しい。 


私のつたない英語を辛抱強く聞いてくれて、チョー嬉しい。
自信がついたぞ。
英会話は怖くない!!
楽しいパーティに大満足だった。










2022年11月17日木曜日

ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます。」17

今日はbe動詞を勉強した。
go, eat, talk などの一般動詞が「動作できる動詞」と言われるのに対し、be 動詞は pretty, tall, old など「動作できない状態の場合」に使われる、のだという。
ふーん、そうなの。
is, are, am が be 動詞と言われることは知っていたが、「動作できない状態」に使われる、なんて説明は初めてだった。
一般動詞はdo/doesで疑問文や否定文を作るが、be 動詞は is, are, am をそのまま使って疑問文、否定文を作る。
フム、フム。
「じゃ、like はどうなんですか。like(すきだ) は動作できないから、is なんかを使うのかな?」
と聞いたら、
「いいところに気がつきましたね。」
と、またほめられちゃった。
この先生、質問するとほめてくれるみたいだ。
「実はこの分類には例外があります。like, know, live が例外です。この3つ以外にもありますが、とりあえず3つを覚えてください。この3つは動作できないけれど、一般動詞の仲間で、do/doesを使います。」
なるほどね。
どの世界にも変わり者はいるんだ、と思った。
この説明を聞いて、like, know, love という動詞は例外的にdo/does を使う、ということが印象に残った。



先生の感想:
be 動詞の勉強でいろんな日本文を見て、一般動詞のdo/does か、be 動詞のis, are, am を使うかの区別を練習しました。
ほぼ百発百中で正解でした。
ココさんは迷うことなく、一般動詞とbe動詞をはっきりと区別できるようになりました。
一歩前進です!





ココの感想:
これまでは何となくis, are, am を使っていたが、実は英語の動詞の二大陣営の一つと聞いて、改めてbe 動詞を見直した。
これからちょくちょくお世話になりそうなので、be動詞にはきちんと敬意を払って置かなくては、と思った。
今日の授業のおかげで、もうis, are,amと一般動詞で迷うことはなくなったと思う。
それでそろそろ食事に行こうかなと思っていると、メムさんから電話があって、「夕食を一緒に食べませんか」というお誘いだった。
メムさんは旅行代理店のオーナーで、ビザの更新やイミグレーションの手続きでいつもお世話になっているすてきなタイ人女性だ。




一も二もなくOK ! の返事をした。
夕食に期待して、ランチはアンパン、牛乳、リンゴに抑えておくことにする。
節約、節約。
約束の時間にメムさんの車に乗って、お目当てのタイレストランに行く。
高級感のあるレストランには、欧米人の一組の客以外はいなかった。




「高そうだな」と少し気持ちが臆していると、メムさんの注文したワインが来た。






最初のは豚肉中心の料理で、豚肉の甘さがよく野菜に染み込んでいて、空腹を癒やすように夢中で頬張った。







2番目は少しスパイシーな海鮮料理で、ワインの酔いに痺れた味覚をほどよく刺激して食欲を促した。





3番目は野菜料理で、厚揚げの豆腐のようなものを甘いタレで包んでいた。
かなり贅沢な調理をしみじみと味わった。
恐らくチェンマイに来て、一番おいしい料理だったかもしれない。
量は少なくても、なぜか満腹になってしまった。
メムさんはあまり食べず、タイ語で料理の説明をしながら、盛んに私に勧めてくれた。
飢えた胃袋に遠慮なく頂きました。
メムさん、ごちそうさま!





2022年11月15日火曜日

ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます。」16

今日は「it の特別な用法」を勉強した。
it はふつう「それは」という意味があるが、「それは」と訳してはいけないit があるという。
例えば、暑い/寒いという時は、このit を主語にしていうそうだ。
「暑い/寒いだけですか?」
と聞いたら、ほかにもある。
「曜日」とか「晴れ/曇り」にも、このit は使う。
「季節や日時」にも、このit は使う。
どうやら「漠然とした、その時の雰囲気」というような時には、このitが主語になる、という。
「ひょっとして、『今何時ですか。』と聞く時のit も、このit ですか」
と聞いたら、その通りだ、とほめられちゃった。
けれど、
「暑いね」という日本語を見て、このit をすぐに思い出すようになるには、少し時間がかかりそうだな。


先生の感想:
今日は「それは」と訳さないitを勉強しました。
ココさんが予想したように、このitの守備範囲は広いです。
日本語にはないが必ず使わなければならないit なんで、やっかいですね。
けれど、守備範囲が広いといっても、せいぜい「寒い/暑い、天気、季節、曜日」など限られています。
じきに慣れると思いますよ。



ココの感想:
英文法の授業が終わり、帰る準備をしていると、次の授業が始まっていた。
チェンマイに駐在している日本企業の家族の子供たちのようだ。
日本の数学や国語、英文法を勉強していた。
突然タイに移転して、いきなりインターナショナル校に入って、すべて英語で授業を受けるだけでも大変だと思う。
それだけでなく、数学や国語も勉強しなければならないようだ。
それというのも、帰国してから日本の小学校や中学校に遅れずについていけるようになるためだと、子供たちは言っていた。
私なんか英文法の予習復習だけでも手いっぱいなのに、この子たちよくやるなぁと感心してしまった。





日本人の子供たちのひたむきな努力に、すっかり感動してしまったが、そんな時むしょうに日本料理が食べたくなった。
私の日本の子供の頃を思い出し、友だちを思い出し、ついでにおいしかった料理を思い出したわけだ。
ということで、今宵の夕食は少し奮発して日本料理にした。
バリバリの日本料理と言えば、そうです、寿司です。
大好きな海鮮丼を目の前にして、さっきまであった日本の子供たちへの感嘆はいつしか薄れてきた。




海鮮丼180B (約650円)というコストパフォーマンスも、魅力だよね。



2022年10月29日土曜日

ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます」15

今日の勉強は代名詞だった。
英語では一度名詞を使ったら、2度目からは同じ名詞の繰り返しを避け、代名詞を使うのがルールだという。
例えば「少年」という語をつかったら、2度目は代名詞he に置き換える。
「少年たち」という語を使ったら、代名詞they に置き換える。
フンフン、なるほど。
日本語でもそういうことってあるよね。
「最近、梨花見ないね。」
「彼女、入院しているらしいよ。」
こんな場合は英語と同じだね。
それはそれで分かるけど、たくさんの男の子がいる時、みんなhe で表現してしまって、誰のことを指しているのが分からなくなっちゃわないかな??
それが心配だ。





先生の感想:
今日は代名詞を勉強しました。
授業中たくさんの少年がいるとき、みんなhe で表したら誰が誰だか分からなくなることを心配していましたね。
英語では代名詞を使う頻度が日本語より多いので、その心配は当然です。
眼の前にいる子なら、
「ほら、あの子よ。あそこにすわっているあの子。」
と指さすことで解決します。
けれど、文章の中に代名詞が出てくる場合はそうはいきません。
このit は何を指しているか、このthey は誰を指すか、正しく理解するためには前に戻って考えなければならないときがあります。
でも、慣れてくれば一気に分かるようになります。








ココの感想:
お昼に何を食べようか、考えながら通りをぶらぶら歩いていた。
楽しみな瞬間だ。
小路を曲がり、屋台の並ぶ通りに入るとたんに、屋台のおばさんと目があった。
おばさんが手を振っている。






笑顔に誘われて屋台をのぞいたら、ランチを売っていた












少し辛いランチセットと、辛さの苦手な人には卵焼きランチが用意されていた。
おばさんと娘さんのエイさんの2人で切り盛りしている屋台だった。
もっと食べたいひとにはもち米があり、タイ風の焼き鳥もあった。
辛さを聞いたら、エイさんが親指と人差し指で
「ちょっと」
と教えてくれた。
早速ちょっと辛いランチともち米を買った。
合わせて35B (約130円)。




よく味のしみ込んだ豚肉と、卵焼きと、ふつうのお米ともち米をかき混ぜて、部屋で頬張ってみた。
チョウうまかった。
おばさんの心をこめて作ったランチから、優しさが感じられた。
安くておいしいこのランチ、ハマるかもしれない。


2022年10月27日木曜日

ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます」14

今日は「動作できる動詞の巻」(一般動詞)を勉強した。
以前から英語を勉強していて不思議に思っていたことがある。
肯定文には登場しないのに、否定文や疑問文になると、なぜdoや does が急に出てくるのかな、ってこと。
ずっと不思議に思っていたので、今日の説明は気になった。
「do/does +動詞 」はいつもは一組になっていて、肯定文の時だけ消える、という説明だった。
なるほどな、と思った。

もう一つ不思議なのは、なぜheや she など三人称単数形の時だけ、do →does に変わるのか、ということ。
三単現のs、 というやつだ。
なぜ三人称単数だけ特別扱いするのだろいか?
これも今日の説明で、1週間の便秘が治ったようにスッキリした。

スッキリすると甘いものが食べたくなるのは、私だけか???


先生の感想:
今日は一般動詞の肯定文、否定文、疑問文、答え方を勉強しました。
いよいよ本格的な英語の勉強に入ってきた感じがムンムンします。
「三単現のs 」にこだわりがあったようですね。
でも今日の説明でスッキリして、何よりです。
1週間の便秘が治ったようなスッキリした感じ、というココさんの言い方に思わず笑ってしまいました。
その調子でがんばりましょう!






ココの感想:
三単現のs 、という長年の悩みが解決して、日本風のパンが食べたくなった。
足はひとりでに『バーンベーカリー』に向かった。
陳列棚に群がっている欧米人を掻き分けてパンにたどりついた。
お昼を過ぎていたせいか、棚にあるほとんどのパンは売り切れだった。
がっかりして、菓子パンはあきらめ、ツナサンドとコーヒーだけを注文用紙に書き込んだ。
辺りを見回しながら、サンドイッチをもぐもぐ食べていると、オーナーのトモコさんの声。
「できたわよッー!」
見ると、こんがり焼けたカレーパンが、3列縦隊でトレーに勢ぞろいして出番を待っている。
「ワァ、おいしそう!」
と駆け寄って、手づかみで2個つまみあげた。
カレーパンはまだあたたかく、できたての香ばしい匂いをふりまいていた。
手づかみの私にトモコさんは
「はい、これを使って」
と、トレーとパンつまみを渡してくれた。
カレーパンは欧米人にも大人気で、作ったそばから売り切れになる。









さんざん迷った末に、私はカレーパンとブルーベリーパンをランチの友に選んだ。
空っぽの棚にはトモコさんが焼き上げた心づくしのパンが、ところ狭しと並べられていた。





2022年10月26日水曜日

ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます」13

今日は副詞を勉強した。

「名詞を修飾する(飾る)語が形容詞です。では、副詞はどんな語を修飾しますか?」

と先生が聞いた時、となりにすわっている生徒さんが「動詞です」とすぐに答えた。
よく勉強しているな、と感心していたら先生の答は
「残念です。正解ではありません」
だった。
エッ、正解じゃないの?
生徒2人で顔を見合せていたら、先生は続けた。

「副詞は動詞だけではなく、形容詞にも、副詞にも、何にでもかかります。正解は
『副詞は名詞以外のその他すべてを修飾する』です。
つまり、副詞はオールラウンドプレーヤーなんです。」
と言って、いろんな例文を教えてくれた。
なるほど、副詞は動詞以外にもいろんな語にかかっていた。
私たち生徒は顔を見合わせて、うなづきあった。
この説明を聞いて、副詞という語のイメージが、私的にはかなりはっきりした。


先生の感想:
副詞はどこに置くか、置く位置が厄介です。
副詞はふつう文末に置きますが、時々文中に来たり、文の最初に来たりします。
どういう副詞が文末にくるか、どういう副詞が文中のどこに来るか、規則性があります。
ボードに副詞の規則を書いて置きましたから、この表を見ながら解くと、副詞をどこに置くかという悩みは簡単に解決します。




ココの感想:
しばらく和食を食べていないせいか、さっぱりした日本料理が無性に恋しくなった。
夕方ブラフ買物にいったら、懐かしい赤ちょうちんが店先にぶら下がった日本料理店が開店していた。
入口でメニューを見ると、ちょうど食べたくなったサッパリ形の料理が、写真の中でニコニコ笑っていた。
居ても立っても居られなくなり、中に飛び込んだ。
中は意外に広く、静かだった。
お客はまぱらで、食べているうちに一組のカップルが入ってきたくらいだった。




注文した刺し身定食が、「お待たせ~ました」というなまった声と一緒にあらわれた。
色といい、艶といい、盛りつけといい、申し分ない刺身定食に、思わずうっとりと見とれてしまった。
これぞ、まさしく日本料理!
有無を言わせず口の中に刺し身を放り込むと、久しぶりのさわやかな再会に、噛むのも忘れて食べてしまった。




気がついたら、あっという間に刺し身は消えてしまっていた。

2022年10月21日金曜日

ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます。」12

今日は副詞を勉強した。
授業の始めに先生が形容詞について説明してくれた。
「形容詞は名詞を修飾する(かざる)語です。」
ボードの例文を見た。
フムフム、納得した。
それから先生が聞いた。
「では、副詞はどんな語を修飾しますか。」
ボードの例文を見て、恐る恐る答えた。
「ど、動詞かな?」
先生の反応は
ブー!
違うらしい。
「副詞は動詞だけではありません。形容詞でも、副詞ても、なんでも修飾します。つまり、『その他すべて』が正解です。
副詞というのは、何でも修飾するオールラウンドプレーヤーなんだ。
この説明で、副詞のイメージがかなりはっきりした。



先生の感想:
副詞は形容詞に比べると、かなりやっかいです。
副詞は普通文の終わりにおきますが、文の途中に入れる副詞もあります。
副詞を置く位置で迷いますね。
でも、心配入りません。
そういった悩みは、もうなくなります。
今日教えた表を知っていると、簡単にそれぞれの副詞の位置が分かります。
これがTES で文法を勉強するメリットです。
TES では、これまで学校で暗記させられていた文法の内容を論理的に整理して、スッキリハッキリ分かるようにしました。
つまり、最短距離で文法がしっかり使えるようになるシステムを開発しました。
文法嫌いの人でも、安心してここで文法を学んでから海外に留学してください。
英語力の伸びが早くなります。

今日は少し宣伝をさせてもらいました。
お後がよろしいようで。





ココの感想:
先生から
「この間教えた詩人の言葉と、歴史家の言葉の意味は分かりましたか?」
と聞かれた。
「ハッキリじゃないけれど、なんとなく分かりました。」
と答えたら、新しい言葉をまた教えてくれた。

自分こそ、自分自身の先生なのです。
自分以外にどこに先生がいますか。

私が私の先生!?
ど、どういう意味ですか?
と聞こうとしたら、先生はボードに3人の言葉を書いてくれた。

『私は私自身の記録である。』
寺山修司

『人間は自分自身をつくる。』
チャイルド

『私は私自身の先生である。』

「最後の言葉は、2000年以上前の仏陀の言葉だと言われています。」
「えっ、あ、あの仏教をつくったブッダですか。」
「はい、そうです。
この3つの言葉には共通しているものが1つあります。
それは何でしょうか。」
私は息を飲んで、ボードを見つかめた。
先生も何も言わない。

じっと考えているうちに、少し見えてきたものがある。

「あせらずにじっくりと、しばらくこの言葉を温めてください。
温めている内に、この言葉はあな
たの中で命を受け、成長し孵化します。
その時、また話し合いましょう。」

フゥー。
息を止めて考えていたみたいだ。
先生から、大きな宿題をもらったように感じた。






2022年10月20日木曜日

ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます」11

今日はit の勉強をした。
it は「それは」という意味だけかと思っていたら、「漠然としたその場の雰囲気」という意味も含んでいるのだという。
「暑いです/寒いです」や、「夏です/秋です」にもit を使い、曜日や距離にもit を使うのだと聞いて、少しビックリした。
「そう言えば時刻を聞く時も、it を使いますね。」
と聞いたら、時刻のit もこの仲間だという。
フムフム、it は大活躍じゃん。
it をなめてはいけない、心に誓った。



先生の感想:
今日はit を勉強しましたが、it の守備範囲がどんどん広がっていくので、目を丸くしていましたね。
時刻だけでなく、寒暖、曜日、季節とit の守備範囲は拡大しましたが、勉強が進むとit はさらに守備範囲をひろげます。
it と再会する日を、楽しみにしていてください。







毎朝散歩がてら近くの朝市に行って、お粥を食べることにしている。
このお粥がメッチャおいしい。
チャンブアック門の近くにチャンブアック市場があり、その沿道に朝だけ屋台が並んでいる。
野菜や魚、パンや衣類を売っている店が雑然と並んでいる。
その一角にお粥の店がある。
おじさんとおばさんの2人で仲良く屋台を切り盛りしている。
「切り盛り」と言っても、お客はそれほど多くはない。








ほぼ毎日食べに行っているので、すっかり顔なじみになった。
私の顔が見えると、おばさんはどんぶりを取って盛りつけを始める。










お粥を入れ、ネギを加え、胡椒と白菜を盛る。


そして朝市の人の動きを見ながら、アツアツのお粥を楽しむ。
これ以上の朝食を想像することは、今の私にはできない。



これでお値段は20B(約80円)。
信じられないコストパフォーマンスだね。



2022年10月18日火曜日

ココの 「ちょっとチェンマイ留学に行ってきます」10

台風に襲われてチェンマイは水びたしだった。
足がすっかり水の中に浸るくらいの道路を、水をかき分けて進んだ。
ふと見ると、ふだん見慣れたチャンブアック門の壁が大幅に崩れて通行止めになっていた。




古い由緒ある城壁なのに、なんとなく残念に思った。

教室では先生がふだん通り待っていた。
激しく雨が打つ音を聞きながら、代名詞の勉強が始まった。
最初に人の名前や物の名前が出て、その後同じ人や物を指す時はhe や it などの代名詞を必ず使う、という規則が英語にはあるという。
そして代名詞は、主語の位置に来る時や、動詞の後に来る時は
he- his- him- his- himself 
のように形を変える。
だから、代名詞の表は必ず覚える必要があるという。

マジッ! 覚えるの?

と一瞬思った。
が、無理やり覚えなくてもいいそうだ。
代名詞の表を見ながら練習している内に、自然と頭に入ってくるのだそうだ。
ならば、覚えるのは止めよう。
無理は禁物、自然がいい。



先生の感想:
代名詞をどう使うか説明しましたが、今日の授業の最後に
「l , my , me , mine の使い方は分かったけど、myselfや himself はどういう場合に使うんですか」
と質問がココさんから出ましたね。
こういう質問が出るようになったということは、一歩前進したということです。
受け身の勉強ではなく、自分で考えながら授業を受けていないと、なかなかこういう質問は出てきません。
集中している証拠だと思います。
この質問に座布団1枚を差し上げます。







ココの感想:
英語を勉強し始めて、はじめてほめられた。
ちょっといい気分になった。
myselfとか himself という言葉をどういう場合に使うのか聞いたらほめられたのだが、先生はそのときこんな言葉を教えてくれた。

『私は私自身の記録である。』

寺山修司という詩人のことばなんだそうだ。
人は生きながら、さまざまな苦しみや悲しみ、挫折や裏切り、そしてほんのわずかな喜びを味わいながら生きている。
そういう経験にむだなものはなく、みんな今の私自身の中に記録され、現在の私を作っている。
そういう意味ではないか、と言っていた。
『あなたはあなた自身の記録である』ではなく、
『私は私自身の記録である』
と表現したところが謙虚でいいと先生は言っていた。
それからもう一つ。

Man makes himself.
人間は自分自身をつくる

ということばも教えてくれた。
カエルの子は、いくらガンバってもカエルにしかなれない。おたまじゃくしはやはりカエル以外に生きる道はない。
でも、人の子は違う。
なろうと思えば、オオカミの子にもなれる。すばらしい人にもなれる。
人はそういう可能性を秘めた存在なのだ、という意味なのだという。
チャイルドという歴史家のことばだという。
この2つのことばを授業が終わったあと先生が教えとくれた時、なんだかからだの中から熱いものが吹き上げてきて、泣きそうになってしまった。
このことばは心の底に響いた。
なぜだろう。
ちょっと考えてみようかな。

考え疲れて、甘いものが食べたくなった。
気分なおしに最近できた和菓子屋に寄ってみた。
入口はさり気なくおしゃれで、感じがよかった。
中に入ると意外に広々として和風感がいっぱいだった。





開店したてのせいか、お客は少ない。
邸内に川が流れていて、川から白煙が立ち昇っている。





席の片隅にはひな壇が飾ってあり、タイ人のカップルが記念写真を撮っていた。





しばらくして注文した抹茶アイスがお盆にのってきた。
抹茶アイスの横には、小豆のあんこ玉が添えられている。
これを見て、期待は高まる。





確かに抹茶アイスだ。
口の中にしびれるような冷たさと、とろけるような甘さが広がる。
ついであんこ餅に向かう。
一口であんこ餅は口に収まる。
残りの和菓子もバクリと平らげる。
軽やかな喉ごしである。
でも、軽やかすぎないか。
あまりにもあっけなく消えてしまったせいか、舌が甘さにまだまだ飢えているのだ。
もう少し食べたい。
満ちたりたいのだ、私としては。
タイ人の作る和風料理は、味はまずまずだが、私的には量が物足りない感じがする。
もっと食べたかったなぁ、というほのかな期待は、水けむりに見え隠れする川の中にいつしか消えていった。